2024年4月より「辻󠄀調理師専門学校 東京」が開校します。「エコール 辻󠄀 東京」は2023年4月入学者対象の学校です。 エコール 辻󠄀 東京 在校生、卒業生、保証人並びに関係者の皆様へ

【製菓高度実習】麦刈りを初体験!

2022年07月08日

遡ること5月末、辻󠄀製菓技術マネジメントカレッジの二年生は校外授業で神奈川県伊勢原市にやってきました!
今回の校外授業で勉強するのは・・・

国産小麦についてです!!

今回ご協力いただいたのは『ミルパワージャパン』のみなさま。
ミルパワージャパンさんは、ここ伊勢原市で小麦の栽培から製粉、パンにするまでを行い、小麦の地産地消を広める活動をされています。

小麦はパン、お菓子を作る上で欠かせない存在。
ですが、その約84%は輸入に頼っているのが現状です(2019年のデータ)。

農作物を輸入する上で、「ポストハーベスト」について考えなければなりません。
ポストハーベストとは、言葉の通り、収穫(ハーベスト)の後(ポスト)に、防虫・防カビなどを目的に薬剤を散布することです。
小麦は輸入国の位置から熱帯ルートを通って日本に入ってくるため、ポストハーベストが使用されています。

今回の体験は、輸入小麦と国産小麦の違いを考える機会にもなりました。

このような国産小麦の話や、小麦の歴史などの講習をしていただき、いよいよ麦刈りを行いました!

講習を聞いた後に小麦畑を目にすると、この土地で小麦を栽培している重要性が身に沁みます…

学生も、ジャージを着てきて気合ばっちり!!
いざ始めると、みんな勢いよく麦を刈っていました!(笑)

そして、麦を刈った後には、国産小麦を使用したパン3種類の食べ比べを行いました!

小麦の特性、味・香りの特徴。
それらを感じ取ろうとする学生の表情は真剣そのもの。
また、実際に食べてみたことで国産小麦を身近に感じられたのではないでしょうか?

内容盛りだくさんだった1日。
農家の方にも、たくさん質問してる姿が印象的でした。
普段使っている材料の生産段階を知り、また生産者さんの声を聞くことで、お菓子作りの意識も少し変わったのではないでしょうか?

今回学んだことを、今後にしっかり活かしてくださいね(^^

おまけ写真 麦畑の横にレジャーシートを敷いてみんなでお昼ご飯を食べました☀

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