2024年4月より「辻󠄀調理師専門学校 東京」が開校予定です(認可申請中)。「エコール 辻󠄀 東京」は2023年4月入学者対象の学校です。

【 「SDGs」合同授業 】 流通しないけれど、美味しくて面白い魚

2021年09月21日

辻󠄀日本料理マスターカレッジと
辻󠄀調理技術マネジメントカレッジ2年生の「SDGs」合同授業!

甲斐 昂成-カイ コウセイ-先生にお越しいただき、前期最後の本科授業です。

【雑魚(ざこ)】とは本来、釣りや漁業の際に釣れる
小さくて商品価値が薄い魚たちをまとめて”雑魚”と呼びます。

甲斐先生は、いままで価格が付けられず、無価値で廃棄されていた
”雑魚”の価値化に取り組む「Kai’s Kitchen」を経営されながら、
お魚ソムリエ・お魚コーディネーター・出張お魚料理人など、様々な活動をされています。

まず、甲斐先生がクローズアップされた
NHK WORLD-JAPANのプログラム「雑魚:廃棄する魚は宝物です」の説明から授業開始。

その後、今朝獲れたての雑魚と水で取った雑魚だしの試飲からはじまり、
「Kai’s Kitchen」がある神奈川県 二宮町が誇る相模湾のお話から、
雑魚の説明と、新鮮な雑魚のお造りの試食、色々な雑魚の捌き方までを学びます。

「漁師と飲食店経営をやって見えてきたこと」の話など、
たくさんのお話を伺い、学生たちはとても感銘を受けており、
質問もたくさん飛び交っていました。

授業の後半には、本日紹介していただいた
”雑魚を使った料理を考案する”レポートに取り組みました。

学生たちはこの授業を機に、雑魚の魅力に触れ
料理に携わる身として、自分はなにができるのか。
そんなことを考えるきっかけになったのではないでしょうか。

甲斐先生、
貴重なお時間をいただき本当にありがとうございました!

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