辻󠄀フランス・イタリア料理マスターカレッジ【食品栄養学】 最終発表「身近な人のためのメニュー」
今日は【食品栄養学】の最終授業です。
【食品栄養学】では、様々な食材の持つ特性や含まれる栄養素を幅広く学びながら
ライフステージごとに必要となる栄養、疾病やそれを予防するために必要な栄養、
その知識を生かしたメニュー作りなどを、1年間通じて学んでいきます。
エコール 辻󠄀 東京ではすべてのカレッジで学ぶ科目ですが今日は辻󠄀フランス・イタリア料理マスターカレッジでの
【食品栄養学】最終授業の様子を紹介します。
最終授業では、各学生が自身で考えた献立を自作のポスターと共にプレゼンします。
テーマは、「誰のための、どのような献立か」。
対象となる年代や人、その人のためにどういう効果を狙った献立か、選択した食材にどんな栄養素が含まれているのか…などなど、これまで学んできた知識を総動員しての発表です。
どの発表も独創性に富んでいて、1年間の料理と栄養の知識を十二分に活かして取り組んだことが伺えます。
あるいは「未来の奥さんを支える食事」として、妊娠中の女性のためにカロリーも摂れて妊娠期に必要なたんぱく質、鉄、葉酸を多く含む食材を使ったメニュー
などの発表もありました。
1年間の学びの集大成としての献立プレゼンでしたが、家族や大切な人を具体的にイメージしての取り組みが多かったことが印象的でした。
【食品栄養学】は、沢山の栄養素を覚えたり栄養計算などちょっと難しい内容もある授業ですが料理やお菓子作りのプロを目指す学生達には、とても大切な学びが詰まっています。
卒業後もきっと大いに役立つことでしょう。