SCHOOL POLICY
食に関わる仕事は、人の感動や悲しいとき辛いときにも寄り添ってあげられる、そんな素晴らしい職業だと思います。皆さんもぜひ、食の業界目指してみませんか?
最初に、食の専門出版社(柴田書店)に入社にして料理書の編集を担当したことが、きっかけ。そこから、辻󠄀調を知り、転職。食は、「技術」だけではなく、文化的な背景、歴史も知れば知るほど奥が深い。そのためにも、本は欠かせないもの。
世界のことを、「食」を通して眺めると、いろんな景色がみえてくる。人種や国境を超えて、料理やお菓子がいろんな世界をつなぐものになると、実感できたこと。
学生たちが、自分の言葉で理解できるように、「教えすぎない」こと。ついつい、熱くなって熱弁をふるってしまうので、できるだけ、クールに、学生たちのペースに寄りそっていくこと!
食の歴史や、文化を教えるときに、ただ「知識」をウンチクとして埋め込むのではなくて、学生なりに「物語」を語れるように、できるだけわかりやすく、具体的に伝えるようにしています。
プロになったときに、ずっと、自分の力で学ぶことのできるように、一緒にいろんな課題にトライしてもらいます。いままで、味わったことのないような、頭も体も使って、全身で「料理・お菓子」を学ぶ体験をしてほしいです。